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- 2011.09.04 Sunday
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G大阪・中沢、破るゾ“負のジンクス”
G大阪は柏戦(10日・万博)に向け8日、大阪・万博練習場で回復メニュー中心の調整を行った。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)直後のリーグ戦はここ3試合で3連敗と苦しんでいるが、西野朗監督(54)は“負のジンクス”打破のキーマンにDF中沢聡太(26)の名前を挙げた。
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不遇の時を乗り越えたDF中沢が“負のジンクス”に終止符を打つ。
ACLで圧倒的な強さを誇りながら、その直後のリーグ戦で3連敗。「いいことじゃない」と危機感を募らせる西野監督が、鍵を握る選手に一人の選手の名を挙げた。4月29日のFC東京戦で今季リーグ初出場を果たしたDF中沢だ。指揮官は「ヤツが出てから負けてないし、いい雰囲気になっている。一番の強みは声のディフェンス」と、その統率力を評価。スタメン起用後は3戦3勝という実績もあるだけに、愛弟子に期待を寄せた。
01年、当時柏で指揮を執っていた西野監督の元に中沢が入団したのが師弟の出会い。だが相次ぐけがに苦しみ、06年には出場機会を求めてFC東京へ移籍するなど試練の日々が続いた。それでも「練習も100%でやってるし、絶対に腐らない」と、ともに柏でプレーしたMF明神が振り返るように前を向き続けた。そんな姿を見ていた恩師から声がかかり、07年のG大阪移籍につながった。
「監督はすでに十分すごい男。チャンスをもらった分、俺自身が男になって恩返ししたい」。26歳の決意がチーム浮上の鍵を握っている。